子どもの目の動きが
おかしい・目線が合わない…
このような症状は
気になっていませんか?
- あやしている時、話している時に視線が合わない、逸らす
- おもちゃ、人など、動くものを目で追わない
- 目つき、目の動きがおかしいように感じる
- 目の大きさ、形がおかしいように見える
- 物を見る時、頭を左右に傾ける(片目で見ている感じがする)
- 黒目が白く見える、光って見える
- 物を見る時、目を細める
- 黒目が揺れているように見えることがある
- 極端に光をまぶしがる
- 片目を隠すと嫌がる
- まぶたが下がっている
当院では心理発達外来を
行っています
当院では、お子さんの発達に関するお悩み、発達障害を専門に取り扱う心理発達外来を行っております。医師が臨床心理士と協力しながら、必要に応じて他医療機関・施設と連携し、お子さんにとって必要な治療やサポートを行います。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
目の動きがおかしい・
目線が合わない場合に
考えられる目の病気
近視
近くはよく見える一方で、遠くがぼんやり見える屈折異常です。多くは、小学校在学中に発症します。
ただし、病的近視については幼児期に発症し、眼鏡をかけてもあまり効果が認められません。
物を見る時に目を細める場合には、近視が疑われることがあります。
遠視
近くのもの、遠くのものにピントが合いづらく、よく見えない屈折異常です。
歩いていてよく物や人にぶつかる、身体機能は正常なのによく転ぶといった場合にも、遠視を疑うことがあります。
乱視
角膜のカーブが歪んでいるために起こる屈折異常です。
症状としては、輪郭がぼやける、目が疲れやすいといったものが挙げられますが、初期には無症状です。
斜視
左右の目の視線が一致せず、見ている物に対してズレているように見えます。片側の目にばかり負担がかかるため、反対側の目の視力が十分に発達せず、弱視につながります。
子どもの場合、両目のあいだの鼻根部の発達が未熟で、内側の白目が隠れることで、斜視のように見えることがあります(偽斜視)。この場合、成長するにつれて改善することがあります。
弱視
目の異常によって、乳幼児期に正しく物を見ることができず、十分に視力が発達しないために起こります。
視力が低く、眼鏡をかけても十分に矯正することが難しくなります。斜視、片目または両目の遠視・乱視、先天性白内障などが原因です。
自閉症(ASD)の子どもとは
目が合いにくい!?
「目が合いにくい」という場合、その原因の1つに自閉症スペクトラム症が挙げられます。
自閉症スペクトラム症では、認知の発達の遅れ、人・社会への興味が薄い傾向があり、その特徴として目が合いにくいということがあります。よく見られるのが、3~4歳になって自閉症スペクトラム症と診断され、「思い返せば目が合いにくかった」というケースです。
ただし、目が合いにくいから自閉症スペクトラム症である・目の病気であるとは限りませんので、他の特徴・症状などから、総合的に判断することが大切となります。
気になる時にはお気軽に当院にご相談ください。